「ひ」から始まる不動産用語

1坪タイプ浴室

浴室の広さが1.8m×1.8mのサイズを1坪(約3.3㎡)タイプという。
1坪タイプ浴室では浴槽もかなり大きくなり、ゆったりしている。

PP分離

来客時に家族の私的空間を見られないよう配置した間取りのこと。
Public(LDKや客間など公的な空間)と、Private(寝室や浴室、洗面所など私的な空間)の頭文字をとってこういう。

Pタイル

プラスチック系床材で、タイル状に成型されているもの。
硬質で耐久性・耐磨耗性に優れており、学校、オフィス、商業施設で多用されている。

ヒートアイランド現象

都市部の気温が異常に高くなり、気温の等値線を引くと、洋上に浮かぶ島の形のような高温部が都市部に現れることのこと。
生活環境が悪化するとともに地球温暖化を助長するという側面もある。
省エネルギーや建物の断熱・緑化が熱の低減に役立つ。

ヒートショック

急激な温度変化により、身体に与えるマイナスの影響のこと。
温度が急に変わると血管が伸縮して、血圧が急激に変動したり、脈拍が速くなったりする。
高齢者がヒートショックを受けると、脳卒中、脳出血、心筋梗塞などの命に関わる病気を起こすおそれもある。
住宅内では、暖房の効いたリビングから寒い廊下やトイレに移動したとき、脱衣室や浴室から熱い浴槽に入るときなどに起こりやすい。
ショックを防ぐには室内の温度差を少なくすることが大切。

ヒートブリッジ

断熱された建物の外壁などに、部分的に熱を伝えやすい物や状態があること。
木造や鉄骨の軸組工法で外壁に断熱材を充てんしている際、柱や梁などがヒートブリッジになる。

ヒートポンプ

高効率の給湯器やエアコンに用いられる。
コンプレッサーでフロンガスを液化させたり気化させたりすることによって、熱を放出あるいは吸収して冷暖房する機器のこと。

日影規制

近隣の敷地に生じる日影を一定時間内に抑えて、日照を確保するための建築基準法上の規制のこと。
地方公共団体が条例で指定する区域内にある一定以上の高さの建築物が、冬至の日の午前8時から午後4時まで(北海道は午前9時から午後3時まで)の間、その場所に一定時間以上続けて影を生じないように建物を計画することを義務付けたもの。

光触媒

光を照射することで一定の化学反応を促進する触媒。
脱臭、殺菌、汚染防止、有害物質の除去、鏡の曇り止めなどの機能があり、空気清浄器、建物の外壁などの用途が多い。

光天井

照明方式のひとつ。
天井全面に乳白色のガラスやプラスチック板を張るか、光をやわらかく通すルーバーで光源をカバーする。

美観地区

都市計画法第9条により市街地の美観を維持するために定める地区のこと。
最もよく整備されているのは京都市で、約1,800haを美観地区に指定し、市街地景観整備条例によって建物の外観を規制している。

引き戸

障子や襖のように、溝やレールに沿って左右に動かし開閉する方式の戸の総称。
観音開きの扉に比べ、開放時に必要なスペースが小さくてすむので、台所や洗面室など、狭い部屋の扉として採用されることが多い。
片方に引く片引戸、両方に引き分ける両引戸、壁体に引き込む引込戸、2本の溝やレールにより重ね合う動きが出る引き違い戸などがある。

曳屋

建物を壊すことなく所在位置を移動させること。
建物の同一性は失われず、登記上の問題として所在地番変更の登記をすることになる。

引き渡し

完成物件の所有権を工事請負業者から建築主へ、売買契約が成立した建築物の所有権を売主から買主へ移転すること。不動産では、通常の商品のようにモノ自体をやり取りすることができないので、鍵を渡すことで引き渡しになる。
売買の際は代金の交付と同時に行う。

ピクチャーウインドウ

はめ殺し窓のひとつ。
外の景色を見ることを目的として設置される。
形は大きな長方形のものから、丸や半円形のものなどさまざま。

ピクチャーレール

額縁や書画を飾る際、クギを打って壁に穴を開けなくてもすむよう、フックを取り付けたレールのこと。

庇

玄関ポーチ、窓、バルコニー、テラスなどの上部に、建物の壁面から突き出す形で設けられた片流れの小屋根のこと。
柱や梁から持ち出した横木の先端で交差する桁に掛けられるタイプを腕木庇、ポーチや濡れ縁の上部に設けて片側を柱で支える軒の深いタイプを捨て庇(または土庇)、窓の上部などに15~30cm程度の板を打ち付けた簡易なタイプを霧除け庇(または眉庇)という。

筆界

不動産登記法上で確定された土地の境界のこと。
固定資産税などを課す際の公法上の単位ともなり、ひとつの地番の及ぶ範囲を一筆の土地という。

ひな壇

ひな人形を飾る台のような階段状の造成地のこと。
南に面していると、すべての住宅の日当たりが良くなる。
また、高い位置や角地にある住戸は眺望が良くなり、湿気が少ないとされている。

評価額

固定資産税・都市計画税、不動産取得税や相続税などの計算をする際に用いられる。
評価額は原則として3年ごとに見直され評価替えが行われる。
税額を決める基になる課税額は基本的には固定資産税評価額と同額だが、軽減措置の特例の適用や地価の下落で負担調整がある際は異なる金額になる。

評価方法基準

住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)に基づき、国土交通大臣が定めた住宅性能の評価の方法に関する基準のこと。
国土交通大臣が必要に応じて公聴会を開催し、社会資本整備審議会の議決を経て、告示したもの。

表示登記

登記記録の表題部になされる登記のこと。
土地・建物に関する物理的状況・外形的状況などが記載される。
一筆の土地または一個の建物ごとに作成される登記記録のうち、表題部に記載される。

標準管理規約

国土交通省が定めた、分譲マンションなどの区分所有建物における管理規約について一定のガイドラインを示すモデルのこと。

標準仕様

マンションや新築一戸建てに設定されている、設備機器・外装・内装仕上げなど、その商品の標準となる仕様のこと。
その商品の選択肢として用意されている色や素材のバリエーションでも、標準仕様と同じ費用の範囲内で選べるものと、余分に費用がかかるものがある。
モデルハウスやパンフレットの写真には標準仕様外の建材や機器が使われていることも多い。

標準媒介契約約款

国土交通省が定めた、標準的な媒介契約の契約条項のこと。
宅地建物取引業者が媒介契約書を作成する際においては、標準媒介契約約款に基づくものであるか否かの別を契約書に記載しなければならない。
従って法律上は、宅地建物取引業者が媒介契約書を作成する際に標準媒介契約約款を使用しないことも可能とされている。

標準引越運送約款

引っ越しのトラブルを防ぐための基本ルールとして、旧運輸省が告示したもの。
内容は、見積もりは原則無料で、2日前までに依頼内容を確認すること、手付金や内金は請求しないなどと定めている。
キャンセル料は前日に解約した際は料金の10%、当日は20%。
2日以上前ならキャンセル料は不要。
業者がこの約款を用いる際は、見積もりの際に提示することになっている。

表題部

一筆の土地または一個の建物ごとに作成される登記記録のうち、土地・建物に関する物理的状況を表示した表示登記が記載されている部分のこと。
それ以外の権利に関する状況が記載されている部分は、権利部という。

開き戸

建具枠に軸受け金物や蝶番で扉を取り付け、軸を中心に回転させて前後に開閉するドアのこと。
扉1枚の片開き戸と扉2枚の両開き戸(観音開き)がある。
また、戸の開く方向によって、室内側に開く内開き、室外側に開く外開きがある。
洋風住宅やマンションなどの玄関ドアは外開き、ホテルなどは内開きが一般的。

広縁

広い幅の縁側のこと。
座敷に広がりを感じさせ、外の日射を遮るため畳の経年劣化も違ってくる。

ピロティ

ピロティ

1階部分の一部にあり、2階の重みを柱だけで支えた空間のこと。
一戸建て住宅でも、2階部分を1階部分より大きくすることで、駐車スペースとすることがある。
ピロティを庭のような外部空間や、単なる通路に利用する際には床面積から除外でき、車庫や自転車置き場、倉庫などに使用する際は、その部分の面積を床面積に算入しなくてはならない。

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