「ふ」から始まる不動産用語

ファミリーリビング

間取りのバリエーションとして、客間としてのフォーマルリビングと、家族だんらんスペースとしてのファミリーリビングの2つを設ける際がある。
~LDKという間取りでは表現できないプラスアルファ・スペースといえる。

風致地区

都市計画法で、都市部の自然的な景観を維持するために、建築物の建築や宅地の造成などに基準を設けた地域のこと。

フーチング

建物の基礎にかかる荷重を分散するため、底部を幅広くした構造のこと。
断面はTの字を逆さまにしたような形状となる。
このフーチングを地盤面の下に埋め込むことにより、基礎全体を水平方向に安定させると同時に、地盤の支持力を高めている。

付加一体物

土地の附合物、建物の附合物、建物の従物、土地の従物のこと。
附合物とは不動産に附合した動産をいう。
従物とは主物に附属せしめられた物のことをという。

吹付けタイル

マンションや一戸建ての外壁によく用いられる、仕上がりの表面がセラミックに似ているセメント系の複層仕上げ材。
コンクリートやモルタルの下地の上に、目地などの模様を上塗りし、陶磁器質タイルを貼ったような塗装法。
タイル状仕上げともいう。

輻射暖房

床や天井を加熱し、そこからまわりへ放射することによって伝わる熱(輻射熱)によって快適な暖かさを得られる暖房のこと。
部屋全体が暖まり、室温の上下差が少ない。
床暖房も輻射暖房のひとつ。

複層ガラス

ペアガラスともいわれる、2枚の板ガラスで空気層を挟み込み断熱性を高くしたガラス。
外側のガラスが冷やされても空気層の断熱効果によって室内側のガラスは冷えにくくなるので、室内のガラス表面に結露しにくくなる。
3枚ガラスや特殊な金属膜でコーティングした高断熱タイプなど、いろいろなタイプがある。

袋地

他の土地に囲まれており、公道に出られない土地のこと。
このような土地の所有者は、囲繞地通行権を持っている。

附合物

不動産(または動産)に附合した動産のこと。
分離できない造作は建物の附合物であり、取り外しの困難な庭石は土地の附合物である。
不動産を売買すれば当然に附合物を売買したことになり、また不動産に抵当権を設定すれば、当然に抵当権の効力は附合物に及ぶことになる。

腐植土

有機質土ともいう。
枯れ草や水性植物などの有機物が分解して土壌と混じり合ってできた暗褐色の土のこと。
含水比が非常に高く、作物を栽培するうえでは良い土だが、住宅の地盤としてはきわめて弱い。
腐植土の上に盛土をしたり建物を建てると、長期間に渡って沈下を続ける。
不同沈下も起きやすい。

付属建物

建物に付属した小屋・勉強部屋・作業部屋・物置・便所など、建物登記簿上は表題部に付属建物として登記される(未登記の際も多い)。
建物が売買されれば、附属建物も同時に売買されることになる(ただし当事者で異なる合意をすることは可能)。
建物が登記されれば、附属建物が未登記であっても、登記の対抗力は附属建物に及ぶとされ、建物に抵当権を設定した際には、付属建物にも抵当権の効力が及ぶとされる。

附帯工事費

建物以外にかかる工事費のこと。
古い家や工作物の解体工事や地盤補強などの費用、門扉や車庫、塀、造園などの外構工事など。
さらに、本体工事費に含まれなかった部分の給排水工事や空調工事、照明器具取付工事なども計上される。
これらの費用は見積もりに計上されなかったり、建築工事と別の専門業者に頼むケースもある。

フットパス

牧場や畑の中を通り抜けるような形で、自然の中を歩くことを楽しむための散歩道のひとつ。
途中に羊飼い用のさくがあっても、乗り越えられるような“スタイル”と呼ばれる階段やはしご、鍵付きのゲート(門)などがある。
なお、馬や自転車も通れる道をブライドルウェー(bridleway)という。

フットライト

階段や廊下などに使用する足元灯のこと。
地震や停電時の保安灯を兼ねているもの、周囲が暗くなると自動的に点灯するもの、人が近付くのを感知してつく人感センサー付きなど機能も多様。
埋め込み式の他、既存のコンセントに差し込んで用いるタイプもある。

土地の単位。
登記簿には1筆(いっぴつ)ごとの地籍が掲載されている。

不適合接道

建物を建築する際、その敷地は原則として幅員4m以上の道路に、2m以上接していなければならないが、その条件が満たされていないこと。

不動産

土地及びその定着物のこと。
定着物とは、土地の上に定着した物であり、具体的には、建物、樹木、移動困難な庭石などである。
土砂は土地そのものとなる。

不動産競売

債権者が裁判所に申し立て、債務者所有の抵当権設定不動産を売却してもらう手続きから始まる。
任意競売というが、勝訴判決や公正証書に基づく強制執行による強制競売もある。
期間入札で応札がなかった際、引き続き一定の特別売却期間が設けられ、それでも売れ残れば、入札の仕切り直しとなる。

不動産取得税

不動産を取得した人に課税される都道府県税。
所有権移転登記の有無に関係なく、取得者に納税義務がある。
ただし、相続や法人の合併等による取得は非課税。
マイホームの際、一定の条件を満たすと軽減措置が受けられる。

不動産所得

不動産の貸付けによる不動産収入がある際において、不動産収入から不動産所得の必要経費を差し引いたもの。
不動産所得がある際には、必ず確定申告を行なう必要がある。
なお不動産所得で赤字が生じた際は、赤字の全部又は一部を、給与所得の黒字と相殺することができる。

不動産担保ローン

土地、別荘やセカンドハウス、ゴルフ会員権、リゾートクラブ会員権を購入する際、提携ローンがない際に用いるローン。
他の借金の担保に入っていないか、担保余力がある不動産に抵当権を設定することで融資をするもの。
したがって購入する不動産以外の不動産を持っていることが必要。

不動産登記

不動産の所有者を法的に明確にするための制度。
不動産の売買などで所有者が換わる際、所有権移転登記の必要がある。
新築の建物については、建物の内容を明確にする建物表示登記、その建物の所有者を明記する所有権保存登記を行う。

不同沈下

建物の基礎や地盤が場所によって異なる沈下をするために、建物にひびが入ったり、建物が傾いたりすること。
不等沈下傾斜を伴う沈下ともいう。
建物の支持地盤の中に柔らかい粘土層があったり、基礎の地盤が不均一で不安定だったり、造成の状態が悪かったりするために起きる。

踏み面

階段において、足が乗る平らな部分のこと。
建築基準法で15cm以上と定められているが、20cm前後だと上りやすい。

ブラケット

ブラケット

壁面に取り付ける補助的な照明器具のこと。
光の方向によって、空間の広がりを強調したり、視覚的な明るさや壁面の陰影を表現する。
目につきやすい位置に設置するものだけに、器具自体のデザインによる装飾効果も高い。

古家付土地

中古一戸建ての建物は、築年数が10年を超えると経済的価値が急速に下がり、ほとんど土地だけの価値になってしまう。
そのため、物理的には建物が十分住める状態でも、物件広告では中古一戸建てとは表示されず古家付土地あるいは売地(古家あり)となる。
物理的に住めない際は売地(廃屋あり)となる。

プレイロット

比較的大きなマンションや団地等の敷地内にある、幼児向けの遊び場のこと。
就学前の小さな子どもがいる際には、安全に遊ばせられるので便利。
それほど大きい必要はなく、周囲からの見通しが良い形が望ましい。
子どもに目を配るために母親たちが集まることも多いため、プレイロットの近くにパーゴラが設けられたり、ベンチが設置されたりする。

フロアードレイン

床面に設置する排水用装置のこと。

不陸

水平でないこと。
ふりくともいう。
壁の凹凸、平らでないことなどに使われている。

プロムナード

敷地内に設けられた遊歩道、散歩道のこと。
タイル舗装したり、洒落たストリートファニチャーを設置したり、植裁を施したりして、やすらぎ空間として利用する事例が増えてきている。

分割登記

一個の建物を数個の建物に分ける登記のこと。
離れだけを譲渡したいときなど、不動産の一部分だけを所有権移転することはできないので、別建物として分割登記を行い、その後所有権移転登記を行う。

文教地区

特別用途地区のひとつ。
教育施設の周囲や通学路において、パチンコ店、バー、映画館、劇場、モーテルなどの進出を規制する地区。

分筆

土地登記簿上で一筆として登記されている土地を、二筆以上の土地に登記すること。
  土地所有者においては自由に分筆登記の申請ができる。
但し抵当権等の設定の有無および自治体の土地細分化防止条例に注意する必要がある。

ページトップへ